Interview:関西テレビ
2025.02.07
Interview:関西テレビ
- (左)報道情報局 情報制作部 K氏(2024年入社)
まずは自己紹介をお願いします。
- K氏:
- 出身は鹿児島県で、2014年に新卒でローカル局に入社しました。ローカル局では番組制作の部署にいて、トーク番組や生放送の情報番組などを担当していました。
2023年2月にプロスポーツチームの球団職員に転職し、イベント事業や球場で放映するビジョンの企画構成などを手がけました。
そして2024年3月に関西テレビ放送株式会社(以下、関西テレビ)に転職しました。
- I氏:
- 僕は大阪府出身で、2013年に新卒で広告代理店に入社しまして、マーケティングなどの仕事をしていました。
そして、テレビのコンテンツ制作をしたいと思い、2015年10月にローカル局に中途入社しました。入社して1年半は情報制作部署(主にスポーツ担当)に、その後6年間は東京支社の営業部署に配属されました。
それから2023年3月に関西テレビに転職しました。
お二人が関西テレビに転職された動機を教えてください。
- K氏:
- 僕は中学生の頃からテレビ局で働きたい、情報を全国に届けたいという夢がありました。関西テレビのキャリア採用の募集があることを知ったとき、新卒で入社したのがローカル局だったため、準キー局である関西テレビに入社したいという思いが沸き上がってきました。
また、前職は個人プレイが多かったので、チームプレイで動くことが多いテレビ局に戻りたいなという思いも同時にありました。
あとは、大学から14年間、関西で過ごしたので、地の利を生かしてまた関西に戻って働きたいと思いました。
- I氏:
- 動機の一つは、キャリア採用だったので、前職のキャリアを活かせる仕事でステップアップしたいと思いました。
もう一つは、僕は地元が関西なので、生まれ育った関西に貢献できる仕事をしたいという気持ちがありました。
上記のような気持ちの中で、関西のテレビ局で募集があればと考えていたとき、ちょうど関西テレビが募集していたので、関西テレビだったら、自分のキャリアを生かすことも、地元に貢献することも叶えられるのではないかと思って応募しました。
現在関西テレビでどんな仕事をしているのでしょうか。
- K氏:
- 私の部署は報道情報局情報制作部で、お昼の情報番組を制作しています。僕は月曜と金曜の番組を担当していて、月曜は生活情報や芸能コーナー、金曜日はニュースなどのチーフディレクターをしています。
キャリア採用ということもあって、関西テレビに入社してすぐに各地方の系列局との中継を担当することになりました。中継に関しては右も左も分からない状態でしたが、先輩や後輩に教えてもらって、細かいところは現場で覚えていくという感じで今に至ります。
- I氏:
- 営業局の業務推進部でスポットデスクを担当しています。広告代理店さんとやり取りをしながら、会社の売上の大きな部分を担うCM枠のセールスや管理をしています。
前職の営業は外勤だったので、関西テレビで初めてデスクを担当しました。初めての業務も多かったですが、年上、年下関係なく、デスク歴の長い方にいろいろ教えてもらいながら仕事を覚えていきました。
営業もチームで動く部署なのですが、関西テレビには先輩・後輩関係なく、快く教えてもらえる土壌があることを実感しました。
お二人は今の仕事にどのようなやりがいを感じていますか?
- K氏:
- たとえば他局の方とも一緒に仕事をすることもあり、新しいスタッフとの出会いがあったり、連携体制や他局のやり方を学ぶ機会があることですね。
「全国に発信できるコンテンツを手がけたい」という入社当時の思いが実現していることにもやりがいをすごく感じますし、改めて番組制作の仕事をしてよかったと思っています。
- I氏:
- 私は社会人12年目ですが、関西テレビの入社歴は1年です。でも、入社歴に関係なく会社の売上を左右する部署で働けていることにモチベーションが上がります。売上の規模もかなり大きいことにもやりがいを感じます。
また、昔から知っている関西の企業さんや人とのつながりも広がって、日々、いろんな刺激を受けながら仕事ができています。
お二人はキャリア採用ですが、入社後に不安はありましたか?
- K氏:
- 結論から言うと不安はありません。
ただ、キャリア採用ということで、求められる仕事の規模がこれまでよりちょっと大きくなったので、そこは頑張らないといけないなと思いました。
でも、入社して「今からどんな仕事をするんだろう」とワクワクしましたね。
- I氏:
- 関西テレビはどんな会社なのか、周囲の方からある程度、お話を聞いていたので、その点でも不安はありませんでした。
私も同じくキャリア採用ということで、ステップアップした仕事を受け持つことになるので、どれくらいで仕事に慣れて、自分のものにできるようになるかなということは考えていました。
中途採用で初めてテレビ業界に飛び込もうと思われている方に向けて、アドバイスをお願いします。
- K氏:
- 生放送の情報番組を制作する部署にいると、常に世の中の動向にアンテナを張っていないといけないなと思います。
僕が休みの日も当然、世の中は動いているので、休日も各局のテレビ番組を見ますし、「今、どんな情報が流れているんだろう」と考えています。そういった点では、仕事とプライベートの境目があいまいであることは心に留めておいてもらった方がいいのかなと思います。
ただ、番組制作や報道を志望されているのであれば、そういった情報収集も楽しいと思えるのではないかなと思います。
- I氏:
- テレビ局の営業の部署はどういう仕事をしているのか、違う業界から中途採用で入るとまったく分からないと思うので、入社後のギャップを少なくするためにもある程度、理解されていた方がいいと思います。
とはいえ、まったく違う業界にいらした方には、僕のようにずっとテレビ局で仕事をしている人間には考えつかない視点だったり、人とのつながりがあるので、一緒に働く仲間としてとても貴重な存在です。
銀行に勤めていた方が中途入社されて、その後に報道記者になったり、不動産業界で働いていた方が営業をされたり、他業種からいらっしゃった方が新たな分野で活躍されている姿も見てきました。
テレビ局も業種が違うだけで仕事の根本は変わらないと思うので、どんどんチャレンジしてもらえたらと思います。
最後にエンタメ業界の魅力を教えてください。
- K氏:
- やっぱりファンがいることですね。ファンがいないとエンタメ業界は成り立ちませんし、良くも悪くもファンから反応が返ってくることが一番の魅力かなと思います。
自分が手がけたイベントや関わった番組が、SNSのトレンドに上がったり、ネットのニュース記事になると、賛同も批判もありますが、一人でも多く賛同してくれる方の存在があってこそだと思います。
- I氏:
- エンタメという日々の生活に切り離せないコンテンツに関わっていけることですね。
エンタメ業界にいれば、自分が面白いと思ったことや、やりたいと思うことを自分の手で生み出せる可能性があります。これは他の業種ではなかなかできないことだと思うので、そういうところにも魅力を感じています。
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